【ライフスキル】ブログ

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ポートフォリオに外国債券は必要か?

株式の値動きよりも緩やかな動きをする債券、それでいて金利が日本円よりも高い通貨の債券つまり、外国債券を自分のポートフォリオに入れることは必要かについて話していきます。

 

為替市場のキホン 

米ドルなどの日本円よりも金利が高い通貨や預金を持つと為替リスクがあります。
為替リスクとは為替相場の変動の影響によるリスクのことをいいます。

金利が高いからハイリスク・ハイリターンだと考える方が少なくないですが、こういった認識は為替リスクを誤解しているかもしれません。

 

海外為替市場では、通貨の交換比率と金利が合わせて取引されますので、高金利の通貨を持っていても、低金利の通貨を持っていても、母国の通貨基準で期待される利回りはどちらも高いとは言えないでしょう。

つまり、外国債券は国内債券と比べて期待リターンが高いとは言えないのに、為替リスクがあります。リスクに対するリターンの割合が悪いとも言えます。

 

国債券は円安になった時は儲かりますが、円安の時に儲かるのは外国株式や国内株式も同様なのです。もし、国内株式外国株式に投資しているのであれば、外国債券は為替リスクの取りすぎになってしまう可能性があります。

 

まとめ

若い20代・30代の方達はある程度リスクを取れる世代であるので、外国債券は必要ないです。若いうちは国内外の株や国内外の株式を含む投資信託で運用することによって大きなリターンを期待できます。
逆に40代・50代以上の方達はリスクの取りすぎは避けなければなります。そのため、国内株式や国内債券のみに投資している方であれば、外国債券をポートフォリオに組み入れてもいいです。しかし、外国株式にも投資している場合は控えておいた方がよさそうです。

 

最後に、金利がどういうものかわかれば債券の動きも分かります。私はこの本で勉強しました。読んで満足するのではなく、新しく覚えたことを発信することで記憶の定着に役立ちます。