【ライフスキル】ブログ

投資に役立つ情報、運用成果、銘柄分析を発信していきます

【要約】複利で伸びる1つの習慣

複利で伸びる1つの習慣」という本を解説します。

この本はこんな方におすすめです。

・良い習慣を作りたい

・習慣化のコツを知りたい

・理想の自分に近づきたい

 そんな方におすすめの本です。断言します。理想の自分になりたければ習慣を最適化することが最重要です。人の毎日の行動のうちの70%以上が習慣です。だからこそ、習慣化の技術や知識を学ぶことは非常に価値が大きいです。

1度学んでしまえば一生役に立つ知識なので全部学び切ってください。

ちなみに本書は生物学脳科学心理学における長年の研究成果と科学的根拠を基に描かれているので、とても信頼できる1冊です。

 

最初に結論を言っておきます。習慣が人をつくる理想の自分になるためには習慣の最適化が最重要である。

そして、習慣化のコツとしては習慣を創る法則がある。この法則を使って習慣を最適化することが有効である。

という順番で解説して行きます。

 

1.習慣がすべて

理想の自分になりたければ習慣を最適化すること。これが最重要です 。

なぜかというと、人の毎日の行動のうちおよそ70%はいつもやる事の繰り返しや習慣であると言われています。なので、習慣が人を作ります。

このことから心理学の父と呼ばれる心理学者ウィリアムジェームズはこんな言葉を残しています「人は単なる習慣の塊に過ぎない」

その通りだと思います。今の自分はこれまでの習慣の結果であり、未来の自分はこれからの習慣の結果です。一旦身につければ楽であること。これが重要なポイントです。

だからこそ強力です。習慣になった行動を行うことは脳にとってとても楽なことなので別に努力とかではなくなります。

脳にはホメオスタシスもしくは恒常性と呼ばれるような機能が備わっています。これは何かというと自分を一定に保とうとする性質のことで、この性質により脳は変化を嫌い、安定を好みます。

これは納得出来るのではないでしょうか。毎日同じような行動パターンを繰り返した方が脳のエネルギーを節約できるので、私たちの脳は決まった行動パターンを繰り返します。このことから、一旦習慣になってしまえば最強だということです。

一旦習慣化することが出来れば ホメオスタシス(恒常性)により私たちはその行動を簡単に続けることができる。むしろやめられなくなります。

例えば運動習慣・良い睡眠習慣・食習慣・読書習慣などを味方にすることができれば、これらは積み重なることで後々莫大なメリットを私たちに与えるものです。

最初は続けるのが大変かもしれませんが習慣にさえなれば簡単に継続でき、その継続が半年後1年後に年後5年後大きな成果として状況を好転させます。

以上のことから、習慣がすべて。ポイントは一旦習慣になってしまえば楽。ということです。

  

2.習慣を作る法則

というわけで習慣を創るための正しい習慣化のコツを説明していきます。

 

①はっきりさせる

習慣化の1つ目は、はっきりさせることです。

これはいつ・どこで・何をするのかあらかじめはっきりと決めておくことです。

例えば、夜20時になったら机で1時間作業をする。このような感じでいつ・どこで・何をするのかあらかじめ決めておきます。これが習慣化のコツです。

 特に時間場所を明確に決めておき、それを繰り返すことで習慣になりやすくなります。夜20時になったら机で1時間作業と決める。このように時間や場所を固定した方が習慣になり やすいです。

なぜかというと、時間と場所を固定することで脳に教え込むことができます。同じ時間、同じ場所で回数をこなすことで、脳は、20時になったら机に行く。そして1時間作業をするという状態になります。つまり脳が慣れて負担が小さくなります。これが1つ目のコツです。

またこれに関連することですが、すでにある習慣を利用して新しい習慣を組み込むというのも有効です。
例えば、今すでに勉強をするという習慣があるとします。この時、その習慣にプラスして勉強が終わったら、勉強した内容をSNSやブログで発信(アウトプット)してみる。という新しい習慣を付け加えます。これが今すでにある習慣を利用して新しい習慣を組み込むというものです。このように、勉強の次はアウトプットのように、この次はコレというようにすると習慣化しやすいです。以上が、はっきりさせるという法則でした。

  

②記録をとる

習慣をつけるコツ2つ目は記録をとることです。具体的には、記録をとりながら成長を楽しむということです。
例えば、自分が掲げた目標について達成できた日はカレンダーにしるしをつける。今日やったことを日記に書く。などです。何でもいいので自分なりに記録をとりながら成長を楽しむことが習慣化のコツです。

そもそも成長や達成感というのはとてもモチベーションになります。進んでいる感覚、成長している感覚がある時にこそ私たち人は頑張ることができます。なので、記録をとることが非常に有効になります。

具体的なやり方はどんな形でもいいです。 先ほど例に挙げた、カレンダーにしるしをつけるとか、日記をつけるとかどんな形でもいいので記録をとることが大事です。

そして、記録を取りながらたまにその記録を振り返って、自分の成長を確認しながら進んでいくことです。これが私たちにとってとても大きなモチベーションになるので、習慣化しやすくなります。以上、記録をとることについてです。

 

3.何日やれば習慣になるのか

何日やれば習慣になるのか。結論、これは正直一概には言えません。しかし、一応の目安はあります。その目安となるラインは2つです。

  1. 3週間
  2. 3ヶ月

 この2つのラインを意識するのが1番いいです。ではそれぞれ掘り下げていきます。

 まずは3週間続けましょう。これが1つ目のラインです。

習慣を創るコツを使って3週間継続しましょう。この最初の3週間はどんなに小さくても良いので毎日やることが大事です。どんなに忙しい日でも機能の振り返り1分とか、腕立て1回とかでOKですのでどんなに小さくてもいいから毎日やることが大事です。

そのようにして3週間続けることができればだいぶ慣れていきます。とはいえ、3週間では習慣が完全に自分のものになったわけではないので3カ月目まではコツコツ積み重ねる必要があります

3ヶ月というのが2つ目の目安となるラインです。習慣化のチャレンジを始めてから3ヶ月経つまではやはり毎日行うというのが理想ではあります。 ただ、3ヶ月となると結構長いのでどうしても腕立て1回すら出来ない日が出てくるかもしれません。そういう時はしょうがないです。

1つ目のラインである3週間を過ぎてからはたまには1回もしない日があってもいいです。ただし、ここが注意点 2日連続でサボるのはNGです。2日連続でサボってしまうと習慣が途切れてしまうので2日連続でサボるということがないようにすべきです。

そのようにして3ヶ月続けることができれば勝ちです。

その行動は私たちの習慣になり、やらないと逆に気持ち悪い。やるのが当たり前の行動になります。

例えば、運動習慣・睡眠習慣・食習慣・読書習慣なども良い習慣をつけることが出来れば それらが度重なることで莫大なメリットを私たちに与えます。

最初は続けるのが大変かもしれませんが習慣にさえなれば簡単に継続でき、その継続が半年後、1年後、2年後、5年後と時間が経てば経つほど大きな差、大きな成果として状況を好転させます。なので、3週間 3ヶ月という2つのラインを意識してコツコツ積み上げましょう