【簡単】投資信託の使い方「長期・分散・積立」これであなたも投資家デビュー
今回は以下のような方たち向けの内容です。
・投資を始めたばかりの方(投資初心者)
・投資を始めようとしている方
なぜ、「長期・分散・積立」なのか
「長期・分散・積立」は世界で資産運用の王道とされています。これは世界の経済活動に対して分散してコツコツ投資することで、中長期的に世界経済の成長率を上回るリターンを目指します。昼間は忙しく働くサラリ―マン、家事や育児で大変な主婦の方でも始めることができる方法です。
金融庁が「リターンの安定した投資を行うには、投資対象のグローバルな分散、投資時期の分散、長期的な保有の3つを組み合わせて活用することが有効である」と言っているほどです。
つまり、「長期・分散・積立」は長期間、世界のさまざまな々な資産に分散し、毎月同額を積み立てていくことを言います。
長期投資のメリット
過去に、アジア通貨危機やドットコムバブル崩壊など金融危機を幾度となく経験しています。さらには、2008年に起こったリーマン・ショックなどにより、一時的に大きく資産が下がっていますが、時間をかけてそのマイナスを取り返しています。
過去を振り返ると、世界の経済は上下を続けながら成長してきました。短期で見ると大きな値動きでも、中長期に見れば成長を感じることができます。
この環境の中、コツコツと資産運用できた人がその恩恵を受けることができるのです。
分散のメリット
分散投資は、世界へ幅広く投資することで、世界中の国や企業、そして資源などから生まれる利益からリターンを得ます。
資産運用にはリスクがつきものです。リスクといっても、皆さんが想像するリスクとは少し違うと思います。一般的な投資のリスクは下落すること。だとイメージする方がほとんどです。しかし、投資で使うリスクは変動幅のことを言います。つまり、リスクが多きいほどリターンが大きくなります。
1つ国や会社に集中して投資をしていると、その国や会社に依存してしまうため、危険です。世界中の様々な資産に分散して投資をしておけば、ある資産が下落しても他の資産が上昇すれば資産の減少をを抑えることができます。
積立のメリット
日常生活で買い物をする際、値下がりしている商品は多めに買って、値上がりしている商品は買うのを控える。というのが一般的だと思います。
しかし、投資の世界では値上がりしている商品は期待をして買い、値下がりするともっと下がるかもしれないと思い売ってしまう人が多いです。
積立投資は感情に邪魔をされずにできる手法です。月に1度決まった間隔で、同じ金額をコツコツと投資に充てていく方法です。一時的な値動きに左右されず、淡々と積み立てられます。
まとめ
「長期・分散・積立」を成功させる商品として投資信託があります。
投資信託とは、株や債券、金などの詰めあわせパックとイメージしてください。
株や債券などに投資することは「分散」になります。それを長期で毎月積立していけば貯金するよりもお金を増やせる可能性があります。
資産がマイナスになったり、短期でプラスが出たりすれば、売ってしまいたい気持ちが出てくると思います。しかし、将来のための資産を育てるときに一番大事なことはよい時も悪い時も一喜一憂せず、淡々と資産運用続けることです。